春は、いろいろな花々が次々と咲き乱れるシーズンですね。
ぜひとも、自宅に咲く花々も、毎年、きれいにたくさん咲かせて楽しみたいものです。
毎年花をつける植物は、たいてい何もしなくても、毎年、花が咲きます。
でも、油断していると、花の数が少なくなったり、全く咲かなくなったりします。
では、毎年、きれいな花をたくさん楽しむために守りたい2つのこととは何でしょうか?
きれいな花を楽しむ2つの法則
植物にとって、花を咲かせるのは、大仕事です。
花が咲き終わると、早速、次の花である来年の同じ時期の花を咲かせるための準備に入ります。
なので、冬になるころには、翌年の春に咲く花の蕾がすでに出来上がっています。
落葉樹は、たいてい、休眠期である、落葉後に剪定を行いますが、落葉後の時期は、すでに蕾ができているので、せっかく成長した蕾を落としてしまうことになりかねません。
さらに、たいていの植物は、花が咲き終わると、実を結実させます。
実を成長させるのも大仕事で体力を使います。
そこで、以上の事柄をふまえて、翌年もきれいな花を楽しむために、守りたいルールのひとつは、
花が咲き終わったら、すみやかに花を切除することです。
このとき、花の脇に新芽が出ている植物もありますので、その場合は新芽を落とさないように注意します。
さらに、守りたい、もう一つのルールは、花を咲かせて、勢いが衰えているので、回復できるようすることです。
それは、
花が咲き終わったら、肥料を与えることです。
これは、「お礼肥をする」とも言われています。
肥料を与えることで、元気になって、翌年の花を咲かせる準備が十分に行われます。
樹木であれば、蕾の成長を促進し、球根、宿根であれば、株自体の成長が促進され、状態が良ければさらにたくさんの花を楽しむこともできるかもしれません。
これらの二つの法則、
花が咲き終わったら、速やかに花を切り落とし、肥料を与えることを守ることで、毎年きれいな花を楽しむことができるでしょう。
春の時期に、樹木の剪定や終わった花を切除して肥料を与えることを忘れずに行って、毎年咲くきれいな花を十分に楽しめますように~