白樺に樹幹注入液を注入開始

白樺の幹

2015年3月21日 白樺の木の勢いが弱いので、樹幹注入液の注入を開始しました。

白樺の木の勢いが弱い原因は、カミキリムシの幼虫に幹を食害されてしまったからです。

特に、弱った白樺は、カミキリムシの格好のターゲットです。次々に卵をうみつけられ、孵化した幼虫に白樺の幹を食害されて、幹を穴だらけにされてしまいます。

穴の大きさは、大きいもので1センチほどあります。

こうなると、水分を吸い上げられなくなって、腐食して、最終的に枯れてしまいます。

白樺は弱ると、存続するために、幹の根元から新たな芽を生じさせます。

この芽を、ヒコバエ(孫生え)(蘖)といいます。

我が家の白樺も何度もヒコバエを出しますが、元の幹が元気になって欲しいので、多くの栄養を消費するヒコバエはことごとく、切除しています。

この、白樺が少しでも元気になるように、メネデールの樹幹注入液を注入することにしました。

スポンサーリンク

白樺に樹幹注入液を注入開始!

白樺の幹に対して、9mm程度のドリルを使って、斜め45度の角度で5センチの深さの穴をあけます。

そこに、付属のゴムパーツを取付て、メネデール樹幹注入液を差し込んで、液の入ったボトルに空気穴をあけて、注入開始です。

翌日、様子を見てみて、びっくりしました。

白樺への樹幹注入液の注入時期が悪かった

白樺の樹液の圧力で、本来は幹に吸い込まれるはずの液体が逆流して、ボトルから滴っていました。

良く調べてみると、白樺は、雪解け次期から新芽の出る時期にかけては、幹の中に樹液をたくさん吸い上げており、この時期限定で、白樺樹液を採取出来るのだそうです。

この白樺樹液は、肌につけても、飲んでも、健康・美容にいいらしく、積極的に採取して、販売もされています。

なので、白樺に樹幹注入液を注入するには、少し遅かったようです。

白樺に樹幹注入液を注入する最適な時期は、樹液の吸い上げが始まる前の、1月の終わりから2月中がよさそうです。

ちょっと残念ですが、いまさら差し込んだ樹幹注入液を抜いてしまっても勿体ないので、このままもう少し、様子を見ていることにしよ~

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク