失ったものが見つかった喜びは、失っていた期間が長ければ長いほど嬉しいものです。
このたび、4039日ぶりに、火星探査機が見つかりました。
イシディス平原なので、上の画像の赤丸あたりだと思われます。
この火星探査機を見失ったのが2003年の12月26日です。
見つかったのが2015年1月16日です。
実に、4039日ぶりの再会です。
素直に11年ぶりと言ったほうが、わかりやすいですね。
火星探査機を撮影した火星探査機
撮影した火星探査機
米航空宇宙局(NASA)
National Aeronautics and Space Administration
マーズ・リコネサンス・オービター
Mars Reconnaissance Orbiter
見つかった火星探査機
欧州宇宙機関(ESA)
European Space Agency
ビーグル2
Beagle2
実家で昔飼っていた、犬もビーグル犬でした。
この探査機の名前ビーグルは、ダーウィンが乗った船の名前が由来です。
そして、ダーウィンが乗った船の名前の由来が、ビーグル犬だそうです。
下の動画は、火星探査機ビーグル2が見つかったことを説明している動画です。
長い期間かけて研究を重ね、やっとの思いで完成した探査機を失った悲しみも大きかったかもしれませんが、見つけた喜びはそれ以上でしょう。
でも、結局のところ発見したのは、その探査機から送られてきた画像を調査していた、人間の目ですよね。
火星探査機を発見した時の感動ってどんなでしょう。
さぞかし嬉しかったことでしょうね。
画像では、本当に小さな点にしか見えませんが、よく発見できたな~と思います。
私の失ったビーグル犬も戻ってくることはありませんが、火星探査機ビーグル2も再起動するのは難しいそうです。
残念。
でも、見つかってよかったですね~