頑張り過ぎると「うつ病」になるのか

世界中には、頑張り過ぎる人が、少なくとも３億５０００万人いるようです。

この数字は、WHOが調査した、「うつ病」の方の人数です。

少なくとも、というのは、この病気は、発見が難しいからです。

この不景気な世の中で、生活するのはたいへんなことです。

ニュースを見ていても、明るいニュースは、ほとんどありません。

人は、苦しい経験を避けたいという思いのせいか、世の中の悪いことによく目がとまるようです。

最近のニュースは、誰かが苦しい経験をした、というニュースが多いような気がします。

「うつ病」の原因になる「まじめさ」

あなたは、頑張り過ぎていませんか？

「うつ病」の原因の大半は、ストレスによるものだそうですが、本人が実際にストレスと感じない出来事、たとえば、引っ越しなどによる環境の変化も原因となる場合があるようです。

発病しやすい性格もわかってきていて、「まじめな人」「几帳面な人」「頑張り屋さん」は、かかりやすいようです。

あなたは、自分を褒めることができますか。

どんな人にも、絶対に長所があります。

努力して、自分の短所を忘れて、どんなに些細なことでも、長所について自分を褒めることのできる人は、「うつ病」にはならないでしょう。

それができない人が、世界中に３億５０００万人もいるのです。

「うつ病」の克服に効果的な達成感

自分が何かの目標を達成した時の、達成感も体にいいようです。

どんなに小さな目標でも、頑張らなくても達成できそうな小さな目標を立てて、達成感を味わうようにすることも大切だと思います。

紛争地域では、毎日生きてゆくのがやっとの地域もありますが、今日も一日、「安全無事に過ごすことができた」という達成感を感じられるような、そのような病の方が少しでも減ってほしいと思います。