ファイアーチャットというネット不要のアプリをご存じでしょうか。
ネット不要のファイヤーチャットは、どんな仕組みになっているのでしょうか。
たまに、スマホが圏外だったり、インターネットが混雑していて、ネットに繋がらないときがあります。
災害時や、機内、駐車場、スタジアム、イベント会場、キャンプ場、集会場、野外フェス、花火大会などで、公共ネットワークが使えないとき。
そんな時、近くにいる人と直接ネットワークでつながって、チャットができるアプリです。
どこでもチャットができるアプリの仕組み
ファイアーチャットとは、インターネットを介さずに、LINEのようにチャットができるアプリです。
iPhone は、Apple App Storeから
android は、Google Playから
無料でダウンロードできます。
ファイアーチャットの仕組みは、ファイアチャットアプリを使っている端末同士を Bluetooth や Wi-Fi を使って検索して、発見したら次々とメッシュ状に接続するような仕組みになっています。
iPhoneでは、iOS 7以降「AirDrop」を利用できるようになりましたが、同じ仕組みです。
iOS 7.0以降、搭載されている、マルチピアの無線接続機能(Multipeer Connectivity API)を使って、Bluetooth や Wi-Fi などで、端末同士をメッシュ状に接続して、iOS端末間のPeer to Peer 通信を実現しています。
ファイアーチャットの特徴
BluetoothやWi-Fiの電波がお互いに届く範囲であれば、チャットができます。(60m~70m以内)
さらに、ユーザー名も、変更できるので、匿名性も高いです。
昨年の香港のデモのときは、ソーシャルネット(SNS)などのネットワークを遮断されても、連絡が取れるように、大勢の人がダウンロードしたようです。
これで、さらに音声通話ができたら、さらにうれしいのですけれど、それは無理みたい。