iOS 8.3 のアップデートには、VoLTE機能の追加も含まれています。
iPhone6/6plus ではVoLTE機能が早速利用可能ですが、iPhone5s でも利用可能なのかなーと思って調べてみました。
VoLTE とは Voice over LTE の略でボルテと読みます。
VoLTE は、通常の電話使用時にも LTE回線を用いる機能です。
電話使用時もLTE回線を用いることで、どんなメリットがあるのでしょうか。
iOS8.3で利用できるVoLTEの3つのメリット。
そのひとつは、音声がより明瞭に聞こえるようになることです。
VoLTEでは、LTE回線を使うことによって、より多くの情報量を送受信できるので、音声も明瞭に伝えられるようになり、今までよりも、はっきり聞こえるようになります。
さらにもう一つのメリットは、会話中もネットを利用できることです。
今までの3G回線では、会話中はインターネットで何かを調べたり閲覧することはできませんでした。
でも、VoLTE では、会話中もインターネットができます。
会話中に、インターネットで調べて相手に伝えたり共有したりもできます。
さらに、電話をかける際に、呼び出しまでの時間が短いというメリットもあります。
電話をかけると、わずか2秒ほどで、呼び出し音が鳴り始めます。
iPhone5s も VoLTE を利用できるのか?
VoLTE を利用するためには、そもそも、スマホ本体が対応していなければなりません。
iPhone5s の基板には LTE通信用にQualcomm社の「MDM9615M」というチップが搭載されています。(iPhone6 は MDM9625)
この「MDM9615M」はVoLTEに対応しているチップです。
でも、今のところ、iPhone5s では、iOS8.3にアップデートしてもVoLTEを利用することはできません。
技術的にも法律的にも、iPhone5s でVoLTEを利用することは不可能ではないと思われるので、今後のAppleComputerさんに期待したいと思います。
iPhone6/6plus に買いかえればVoLTEを利用できるのですが、同じキャリア(携帯電話会社)でないと利用できませんし、買い替えるだけのお金もありませんし、VoLTEのためだけに買い替えするほどではないかな感じています。
いままで3Gで十分会話できていますので、このままもう少し、iPhone5s を使い続けよっかな~