ヒメコブシの植え付ける方法をご存知でしょうか。
ヒメコブシに限らず、根巻き苗の植え付け方の基本は次の通りです。
元気に大きく育って、きれいな花をたくさん咲かせるために、植え付け方は特に注意が必要です。
枝振りや葉などは、後から何度でも調整できますが、植え付けるのは1回だけだからです。
1.土づくり
まず、土を作ります。
土は、赤玉土(大粒)と腐葉土とプランターの土(カインズホーム)を1対1対1の割合でまぜて作ります。
2.穴掘り
次に、穴を掘ります。
穴は、横幅は、苗の根巻きの幅の 1.5 ~ 2 倍で、深さも根巻きの2倍で掘ります。
3.余分な枝をカット
次に、一本の幹に栄養を集中させるために、複数の幹が出ている場合は、一番太い幹を残して、余分な枝を切除します。
そして、切り口からバイ菌が入らないように保護剤を塗布します。(保護剤:カルスメイトなど)
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4.穴に土を入れる
次に、掘った穴へ、穴の半分の深さまで、先ほど混ぜて作った土を入れます。
そして、苗を入れてみて、幹の付け根が、目的の高さよりも少し高くなるように確認しながら、苗を出し入れしながら、さらに土を入れます。
この時、決して入れた土を踏みしめないように注意します。
踏みしめてしまうと、酸素が十分に土の中に行き渡らなくなり、成長に影響するからです。
5.穴に苗を入れる
次に、育つのを予想しながら向きを考えて、苗を入れます。
この時、根に巻いてある、麻布や麻ひもは外しません。
この時に麻布を外すと、成長している根の先端が切れてしまい、成長が遅れることになります。
6.苗の周りに土を入れる
次に、苗の周りに土を入れます。
入れる量は、幹の根元の高さまでです。
7.水を注ぐ
次に、やさしく水を注ぎます。
水を注ぐと、苗が少し沈みます。
少し沈んだら、さらに土を入れます。
土を入れたら、さらに水を注ぎます。
また苗が沈んだら、さらに土を入れて水を注ぎます。
(さらに、注ぐ水に「メネデール」を添加すると、その名の通り、芽と根の成長が促進されます。)
8.三方から支柱で支える
苗が沈まなくなったら、支柱で三方から支えます。
この時、三方の支柱を一点で結ぶとしっかり固定できず、風で苗が揺れて、新しく伸びた根が切れてしまうので、幹と結ぶ場所は上下にずらすと良いです。
以上で、苗の植え付けの完了です!
お疲れ様でした!
これで、きれいな花が咲くこと間違いなし!
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