それまで、MacBook Pro は快調そのものでした。
でも、ヨセミテにアップグレードしてからというもの、ずーっと、ネットアクセスの調子がイマイチでした。
・wi-fi が不安定
・web ページが表示されない。
・メール送受信が不安定、などなど・・
いろいろな改善対策を試みました。
・デスクトップの片づけ。
・ウィジェットを無効に。
・ディスクのアクセス権を修復。
・非対応アプリの削除。
・ゴミ箱を空に。
・透過度を下げたり。
・セーフブートしたり・・・
それで、少しは改善されて良くなりましたが、でもほとんど、改善されていませんでした。
それが、今回、ついに、たった一つの対策で、症状が劇的に改善しました。
ヨセミテの不具合を解消した対策
実行した、たった一つの対策とは、実に簡単なものでした。
Wi-Fi の DNSのアドレスをプロバイダから提供されているものに変更しました。
DNS(ドメインネームシステム)とは
インターネットに接続された各コンピュータは、各々を識別するために、3桁(0~255)の数字4つが割り振られ、目的のコンピュータに確実にアクセスできるようになっています。
たとえば、「Yahoo! Japan 」は、「 124.83.179.227 」という具合です。
でも、数字だけでは、人間にはどこのサイトなのかわかりません。
それで、この4つの数字と「https://www.yahoo.co.jp/」を結び付けて、登録されています。
この4つの数字と、「 https://・・・」の結びつきを管理して、相互変換しているのが、ドメインネームシステム(DNS)です。
パソコンで、「 https://・・・」と入力すると、その情報はDNSで、実際の4つの数字に変換され、4つの数字で目的のコンピュータへ確実にアクセスされて、そのコンピュータから、WEBページが送られて、パソコンに表示されています。
なので、インターネットアクセスするときに最初にアクセスするコンピュータがDNSなのです。
それで、DNSのアドレス(4つの数字)が正しくないと、「 https://・・・」が正しく4つの数字に翻訳されず、WEBページが表示されないということが起こります。
インターネット・サービスプロバイダー(ISP)は、各々、この独自のDNSを持っています。
それで、自宅にインターネット契約しますと、このプロバイダーのDNS アドレスは、プロバイダーからの契約情報に必ず、記載されています。
いままで、Windows を使っていたときは、自動的に設定されているようで、気にしたことはありません。
MacOS のマーべリックの時にも、気になりませんでしたので、自動設定の調子が良いのかもしれません。
今回、マックをヨセミテにアップグレードした際には、このあたりに不具合があったのではないでしょうか。
これでようやく、 ネットアクセスが快適に戻りました~
これから、静かで処理能力も高いMacBook Proの使用頻度がますます上がりそうです~♪